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収集癖を持つ人はどんな思考状態なのか?

 

収集癖』を持っている人というのは、実は多く存在します。

 

収集癖というと良いイメージを持ちませんが、カッコよく英語で言うとコレクター(収集家)ともいいます。この収集癖は年齢や性別に関係なく、誰でも多少なりとも持ち合わせています。男女比で見てみると、女性よりも男性の方が多いです。

 

収集癖のあるいわゆるコレクターは、アンティークものや宝石、といった価値のあるコレクションから、おもちゃや映画グッズ、果てには牛乳瓶の蓋や切手など、その人なりのこだわりを持って集めていくタイプと、集める対象物は何でもよく、ただひたすら集める事が好きというタイプがいます。

 

ほとんどの人は前者のこだわりを持って集めていくタイプが多いのですが、周りから見ると、ただのゴミの山やお金の無駄と捉えられてしまう事も多々あります。さてそんなコレクターたちですが、なぜ集めていくのでしょうか?

 

 

収集癖を持つ人の思考(心理)

実際、収集癖のある人でも、どうして自分がコレクションにはまって、集めていってしまうのか分からないという人も多いものです。収集癖のある人は、奥底にある思考(心理)が関係して行動を起こしています。

 

人間の持つ狩猟本能が収集癖を駆り立てる

 

人間も大昔は動物たちと同じように狩猟で生活してきたとされているため、その大昔の本能が残っているためと考えられます。狩りをしてきたものは当然蓄えられます。

 

また当時でも獲物が大きいものや珍しいものであったりすれば、周囲から注目を浴びて、褒められたりモテたりするという事はあったと思います。

 

今でもそれは同じで、珍しいものを持っていたりすると注目を集めますよね。その名残ともいえる本能が特に外で狩りをしてきたという男性に、強く残っているのではと考えられているのです。

 

 

飼い猫が捕まえてきたねずみや小鳥をくわえて、どや顔で主人の足下に置く行為や、犬が靴下やおもちゃやなど落ちているものを拾って、自分の小屋に持ち帰るといった事は、猫や犬が持つ狩りの本能からくる行動でありそれらと同じ事だといえます。

 

 

 

寂しさを埋めるための本能が収集する行為に繋がる場合

 

これはゴミ屋敷を築き上げてしまう思考とは?でもお話していますが、何もない殺風景な部屋よりも、モノで溢れかえっている部屋の方が、「安心できる・寂しさを和らげる・楽しい」といった思考を持つ人がいます。その為にわざと散らかす人もいるわけです。

 

この行動は全て寂しさや、満たされない欲求という心理からとってしまう行動です。また夢中になって集めるという行為自体が、寂しいという現実を忘れる手段でもあったりするわけです。

 

目立ちたがり屋で注目を集めたいという意識が強い人の場合

 

コレクターも性格によって色々とタイプが異なり、ひっそりと自分だけで楽しんでいるというタイプの人や、コレクションを公開して自慢をするタイプの人もいます。

 

自慢するタイプの人というのは、「こんなにたくさん持っていて凄い」、「他人とは差をつけられる貴重な品を持っている」など、とにかく尊敬されたい、目立ちたい、自分だけ強くなりたいといった闘争心や競争心がむき出しになっています。
その為無理をしてでも、より多くの物や貴重な物をコレクションしていきます。男性にこのタイプが多く、女性は自己満足のために集めていく人が多いです。

 

 

強迫性観念が強い場合

 

強迫観念(強迫性障害)とは最初は軽い気持ちで始めた事も、いつしか「一度集め始めたのだから」「もっと集め続けなければならない」「より貴重なモノを手に入れなければいけない」といったように、自分自身をどんどん追いつめていって止められなくなってしまう思考です。酷くなると強迫性障害という精神の病気になります。

 

強迫観念は少なからず誰もが持っており、それで向上する職業などもあります。またコレクターなどは強迫的な気質が強いとされています。

 

強迫観念は自分でも気づかないうちに強くなっていく傾向があるので、常に「ほどほどに」という理性を保てる強い意識を持つことと、身近にストッパー的な人がいる事がたいへん望ましいです。

 

収集癖は強まると病気になる)

 

収集するという本能は、誰でも持ち合わせているものですが、コレクターになるのはそれが強くでるか出ないかの違いです。

 

収集は自分で楽しむ程度だったり、集める量やモノなども加減が分かっていて、理性がコントロールできる程度であれば何の問題も無いのですが、理性のコントロールが効かず自分自身を追いつめたり、他人に対して迷惑行為となる収集は社会的にも問題です。

 

収集癖の強い人は思考も段々と偏っていき、頑固になっていく傾向があり、病気に発展してしまっている場合、中々治らないのが特徴です。

 


 

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