想像力の中にあるマイナス感情をコントロールする

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想像力の中にあるマイナス感情は非常に強力

 

どんなにプラス思考でいようと思っていても、プラス思考でいられない場面というのは必ずあります。その時に、「あぁ〜またマイナス思考になってしまった」と落ち込んでしまう人もいるでしょう。

 

多くの場合において、プラス思考はマイナスの感情に勝てません。なぜなら「想像力」の中にマイナスの感情があるからです。

 

ではここで有名な「ビルの屋上の鉄板を渡る話」というのがあるので、お話していきます。よくイメージしてみてくださいね。

 

 

マイナスイメージが強く働く「ビルの屋上にある鉄板の橋」のお話

 

あなたは12階建てのビルの屋上に立っているとします。地上からの高さはおよそ40メートル。また道路を隔てた向かい側に、もう一つ同じ12階建てのビルがあります。そしてあなたの立っている屋上には、向かい側のビルとの間を繋ぐ、幅30センチほどの手すりも何もない鉄板が渡してあります。向かいのビルとの間は約10メートル、風もなく良好な天気です。

 

さてここで、「向かい側のビルまで、渡ったら1000万円をあげます」

 

と言われたら、あなたは幅30センチの鉄板の上を歩いて、向かいのビルまで渡りますか?ちなみに落ちた場合は自己責任となります。

 

この質問に対して約5%の人は「1000万円が貰えるなら渡る」と答えます。しかし渡ると答えた人でも、実際に12階建てのビルの屋上に上がり、幅30センチの鉄板の前に立ち、10メートル向こうにあるビルの屋上と、はるか下にある地面を見ると、ほとんどの人が渡れなくなります。

 

ではもう一度イメージしてください。

 

今度は幅30センチの鉄板が、12階建てのビルの屋上ではなく、「地上に置いてあったら」向かい側のビルまでの10メートルを、渡る事が出来ますか?この質問では100%全員が「渡れる」と答えます。そして実際に同じ環境下でも全員が渡っていきます。

 

マイナスの感情はとても強い

なぜ、あくまでイメージなのに、高さが変わると途端に渡れなくなるのでしょうか?

 

それはこの時の感情には、「落ちるかもしれない」「落ちたら間違いなく死ぬ」などといった、不安や怖れの感情も抱いてしまうからです。

 

「落ちるかもしれない」「落ちたら死ぬ」というマイナスイメージや、不安や怖れの感情がある時に、どれだけ「向こうのビルに渡りきれば1000万円だ!頑張れ!気合いだ!」などとプラス思考で固めようとしても無理なのです。

 

なぜプラス思考は、マイナスの感情に勝てないのか?

 

多くの人が常日頃から「プラス思考」でいようとしていますが、ちょっとしたマイナス感情によって、すぐに上手くいかなくなる事の方が多いです。なぜなら顕在意識でしか思っていないプラス思考だからです。

 

顕在意識だけによる意志のプラス思考では、マイナスの感情に勝てない大きな理由があります。それは「意志の力」より「想像力」の方がはるかに強いからです。
そしてこの想像力というのは、潜在意識の中にマイナスな感情があるとマイナスに比例していきます。

 

意志と想像力の力関係

フランスの自己暗示法の創始者「エミール・クーエ」という人が唱えた、「努力逆転の法則」というのがあります。

  1. 意志力と想像力が相反した場合、創造力が勝つ。
  2. 意志の力で努力すればするほど、創造力は強力となり、その意志の努力とは反対の結果になる。
  3. 意志力と想像力が相反した場合、想像力の強さは意志力の2乗に正比例する。

 

この法則を先ほどの「鉄板の橋の話」で例えると、意志の力(鉄板を渡ろう、1000万円を手に入れよう)と、想像力(落ちたらどうしよう、落ちたら死ぬ)が相反している状態では、想像力が勝って行動を起こせないという事です。

 

この話のもっとも注目すべきところは、12階のビルに立った時の姿は実際の姿ではなく、あくまで想像「イメージしただけの世界」にもかかわらず、「渡れない」という答えが多く出ている事です。

 

これはつまり脳の中にあるイメージの段階で、すでに不安や怖れという感情を感じて、鉄板を渡るのをやめたという事なんです。

 

私たちはイメージの世界に不安や怖れ、怒りなどを生みだすマイナスの信念やマイナスの感情があると、現実世界において行動を取ろうとしてもできないのです。

 

人間の脳は「イメージの世界」と「現実」の区別がつかない

 

人間の脳というのは、「イメージの世界」と「現実の世界」の区別がつきません。それ故、イメージの世界で起きている事は、現実の世界で起きている時と同じように感じ、現実と同じように身体が反応するわけです。

 

イメージの世界がマイナスの感情であると、現実世界でも行動が出来ないということが起こります。でも逆にイメージの世界がプラスの感情であれば、豊かに思いを現実化出来るようになっていきます。

 

そのためには心の内(潜在意識)にあるイメージの世界、感情や言葉、映像をマイナスイメージやマイナスの感情から、プラスのイメージに変換していく必要があり、そのもっともな方法は、潜在意識にプラスイメージをどんどん刷り込んでいくという事なんです。

 


 

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