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同性愛となる深層心理には幼少期が関係している

 

同性愛とは、自分と同性の人を性的な対象とする事です。ほんの一昔前まで同性愛者に対して、「異常なもの倒錯的なもの、あるいは治療が必要なもの」とする風潮や偏見がありました。しかし現在では同性愛者同士の結婚も法律で認められるなど、社会的にも受け入れられつつあります。

 

昔は同性愛は、精神障害の一つとされていましたが、1970年代にアメリカで起こった「同性愛解放運動」をきっかけに、同性愛は障害ではなく個人の嗜好の問題、性癖、そして現在は、「性的指向」と位置づけされています。

 

同性愛の人の中で、自分が同性愛である事に強い苦痛や悩みを感じている場合を「自我異質性同性愛」といいます。このような人は、何らかの治療が必要であるとする考え方もあります。

 

 

心理学から見る同性愛

 

心理学では同性愛について、「仮性同性愛」と「真性同性愛」というカテゴリに大別しています。

 

仮性同性愛

仮性同性愛はさらに3つの区分に分けられています。

 

思春期同性愛

思春期に同性への友情や憧れが恋愛感情に転化したもので、やがては異性愛へと変化していく一過性の同性愛。

 

代償的同性愛

異性の代用として同性を対象とするもの。寄宿舎や寺院、僧院、監獄など、異性のいない状況下で起こります。その状況から離れて異性と接するようになると、異性を愛するようになります。

 

両性愛

同性も異性も制の対象とするもの。同性とも異性とも性行為が可能で、俗に「両刀遣い」などとも呼ばれます。

 

真性同性愛

真性同性愛とは、仮性同性愛のように一過性などとは違い、性的な関心は完全に同性だけに向けられ、異性には全く関心がなく嫌悪する事もあります。当然異性とのセックスも不可能です。

 

厳密な意味での同性愛は、この真性同性愛の事を指します。

 

同性愛となる原因

 

人間の性的な心理は、自分自身の体を対象とする自体愛から自己愛、さらに同性愛、異性愛という段階を踏んで成長していき、同性愛の時代は誰もが一度は通過するところです。

 

成長期の過程において、3〜4歳の頃から誰でも異性の親に愛着を感じると同時に、同性の親に敵意を抱くようになります。しかし敵意を抱くことは罪悪感を伴い、不安や恐怖を生じます。ですからそれを乗り越えるために自分を同性の親と同一視して男らしさ、女らしさを身に付けていきます。これが通常の性への成長過程となります。

 

しかし性格(優しい性格の男の子など)や周囲の環境(女の子のように育てられた男の子など)のせいで、この同一視が上手くいかなかった場合に、真性の同性愛になりやすいと言われています。

 

もう一つは男の子の場合、胎児期に何らかの原因で精巣から十分に男性ホルモンが分泌されないために、男性型の脳が作られずに女性型の脳となり、成長して同性愛になるという説もあります。

 

なお男性の同性愛者は、女性の同性愛者に比べて約3倍多いとされています。

 


 

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