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ストーカーはどのような心理状態なのか?

 

社会問題ともなっているストーカーは、相手に対し子供じみた嫌がらせ行為を繰り返し行っていきます。そして自分の意志が通らないと思うと、次第にエスカレートして行くのが特徴で、ターゲットに暴行を加えたり、最悪の場合、殺してしまったりという行為にまで及ぶこともあります。

 

2000年11月にストーカー被害から被害者を守る為に「ストーカー規制法」が成立しましたが、その後もストーカーは減るどころか、年々増加傾向にあり抑止力としてあまり意味をなしていません。

 

 

ストーカー規制法とは?

年々ストーカーが増えている事や、警察の不適切な対応から殺人に至るケースもあったため、2000年11月から施行された法律。ストーカーに対して警告や禁止命令、または罰金や懲役を科せられるようになりました。しかし実際にはストーカー規制法はほとんど効果がないという声も多いです。

 

ストーカーの定義

●無言電話やわいせつな内容の電話を何十回、何百回と繰り返しかける

 

●自宅や会社に押しかけて大声で怒鳴ったり、ドアを蹴ったりする

 

●わいせつな内容のはがきや手紙、電子メールを繰り返し送る

 

●外出時に執拗につきまとったり、待ち伏せしたりする

 

ストーカー行為に及ぶ心理とは?

嫌がらせをすればするほど、相手から嫌われるのは「当たり前の事」というのは、普通に考えれば分かるはずですが、ストーカーは嫌がらせ行為を繰り返します。ここでは通常では理解できないストーカー心理を探ります。

 

相手に対して嫌がらせをする事だけが目的のケース

 

このケースでは純粋に嫌がらせをしたいというサディスティックな心理が働いており、当然好かれようとは思ってはおらず、相手が困ったり怯えたりする事で快感を覚え、ストーカー行為はさらにエスカレートしていく傾向があります。

 

また最近では実際に付け回したり、直接危害を加えるような事をしなくても、ネットで誹謗中傷をする行為などを行っているストーカーもいます。

 

勘違いの憎しみから生まれる復讐や報復が目的のケース

 

「離婚された、別れを言われた、リストラにあった」などの出来事は、信用していた相手が自分の事を裏切ったという風に感じる人がいます。そして憎しみが生まれます。この場合、自分が傷つけられたと思っているので、復讐や報復という形でのストーカー行為となり、異性に限らず同性にも向けられる事があります。

 

深層心理では「自尊心を傷つけられた為にそれを回復させるための欲求」が、ストーカ行為として現れたという見方もあります。

 

 

被愛妄想に近い心理状態であるケース

 

「自分は相手に愛されている。冷たくされるのは周囲に気兼ねしているからだ」などという、妄想(被愛妄想)に近い心理状態に陥っている場合、ストーカー行為に及ぶことがあります。

 

自分の願望から出た空想と現実との境界が曖昧になり、空想を現実だと勘違いして行動するのです。妄想にとりつかれると自分を客観的に見る事が出来なくなり、あらゆる事を自分中心的に考えるようになります。

 

妄想によるストーカーの場合、自分の周囲の人間に限らず、TVで見ているアイドルやタレントなど、全く接点のない人でもストーカーの対象にする事がよくあります。

 

被愛妄想の強い人はその深層心理において、母親から無条件で受け入れられる「赤ちゃんの時代」に帰りたいというような、関係を作りたい願望があるとも指摘されています。

 

ストーカー行為は病気ではない

 

ストーカーは病気ではないと考えられています。ストーカーになる原因として「心の発達が正常に育っていない」というのが考えられています。心の発達は成長過程において親との関わり方が大きく関係しています。

 

過保護に育てられてきた場合メンタル面で弱い部分が多く、事あるごとに他人が悪いという思考になりやすいです。またサディスティックな面においても、幼少期の虐待がキッカケとなり、攻撃的で快楽を求める思考を作る事もあります。

 

被愛妄想は酷くなると精神障害として見られますが、被愛妄想になるキッカケは幼少期に親から愛情を受けずに育ってきた場合に多く見られます。心が育っていく大事な時期に、親との関わり方に不具合が起きると、精神面に大きな影響を与えストーカーへなりうることもあるという事です。

 


 

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