スポンサーリンク

引きこもりの深層心理とは?

 

引きこもりとは、学校や会社へ突然行かなくなって自分の部屋に閉じこもり、トイレなど最低の用事以外は自室から一歩も出ずパソコンやゲーム、本、音楽などを聴いて毎日を過ごす、また家族と話をする事も無い、食事も自室あるいは家族が寝静まった後に出てきて食べるなど、外部との接触を一切断ち自分だけの世界に入る事を一般的な引きこもりといいます。

 

しかし学校や会社にはいかないが気分が良い時だけは外に出るケースや、自室に引きこもってはいるがインターネットやスマホなどで多少な外部との接触を持っているなど、最近では引きこもりにも様々なケースがあります。

 

引きこもりは10代の子供にあるイメージですが、大人となった社会人でも引きこもりをする人はおり、また性別では圧倒的に女性よりも男性が多いです。
引きこもりは1990年頃から目につくようになり、その後は急増し現在では数十万ともいわれている人達が引きこ持っていると推測されています。

 

 

引きこもりとなるキッカケは?

 

引きこもりのキッカケは多くの場合で学校や職場でのイジメですが、受験の失敗や学校・会社での自身の失敗がキッカケで始まる事もあります。

 

これらのキッカケは自尊心を傷つけ自分の能力に対する自信を損なう出来事である点で共通しており、引きこもりになる人達は確固たる自信(自分という存在への信頼感)が育っていないため、これらの事がキッカケとなって本来の姿が露呈してしまったという見方もあります。

 

また深層心理では引きこもりは「退行」という仕組みが働いています。自信を無くすという事は不安や葛藤を引き起こします。それらに対処して自我を防衛するためには、不安や葛藤を感じなくて済む段階である「幼児期」に戻る事なんです。この事から引きこもりは甘えの側面も持ち合わせています。

 

生真面目な人ほど引きこもりになりやすい

 

引きこもりになるのは生真面目な性格の人に多くみられ、そういう人達はその気真面目さから故、「引きこもりから脱したい」という気持ちが強い半面、逆に傷つくことへの恐怖も強いため、板挟みの心理状態となっています。その葛藤から怒りや攻撃心が生まれ、一番近い存在である母親に対する、暴力的な言動を取る事があります。

 

引きこもりの人は自分の親、特に母親に対して責めたり暴力を振るうなどの家庭内暴力をする傾向が強いです。その深層心理には自分の一番身近な存在であるのが母親であり、最も甘えられるのも母親であるからです。

 

引きこもりは次のステップへの準備!?

引きこもりは「自分の弱さゆえの単なる甘えから出る行為」という見方もありますが、真に自立するためのステップアップであり、無意識の領域まで含めた外界との関わり方、自分自身との関係のつけ方を考え直し、新たなものを作り出そうとしている時期という見方として捉えることもできます。

 

引きこもり行為を強制的にやめさせることもできますが、あくまでそれは一時的対処にしか過ぎず、本人はその事でさらに傷つき殻に閉じこもり、かえって悪化させてしまうという場合が多いです。

 

引きこもりへの対応は見守り

単に引きこもりをやめさせるよりも、必要なだけ引きこもりをさせることや、自分自身の力で引きこもりから復帰してくるまで待つ、という対処の方が効果的です。

 

その際に待つ方は忍耐を要しますし、またその時の関わり方もとても重要となっていきます。極端に甘やかさず厳しくし過ぎず、尊重しつつ押して引いてという対応が必要となっていきます。

 


 

スポンサーリンク