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深層心理に潜んでいる異性とは?

 

人は深層心理の中に自分とは違う異性を抱え込んでいます。そしてその異性がどんなイメージなのかによって愛の行方を左右しています。

 

古代ギリシャにおいては人間は元々男と女が一体化した一つの人間であり、それが神によって真っ二つにされたことにより男と女が生まれた。そして別れた半身と元のように合体したいという欲求が、男と女が互いに求めあう理由だという考え方があり、ギリシャ神話において両方の性を持つ「アンドロギュノス」という存在があります。

 

この考え方やアンドロギュノスは、ギリシャ以外でも世界各地の神話などでも登場していることから、古代においては広く受け入れられていたわけです。

 

実際にはギリシャ神話のような事はありませんが、深層心理には誰でも「男性的な要素」「女性的な要素」を持っています。古代の人々も自身の中にある異性の要素に対して何か感じていたのかもしれません。

 

深層心理を研究していたユングという人は、男性の中にある女性的な要素を「アニマ」、女性の中にある男性的な要素を「アニムス」としていました。

 

 

男性の中にある女性像

 

男性の中にある女性像は、母親をベースとして形成されていると考えられており、4つの基本的な段階を成長するとともに経て発展していきます。

 

生物的な段階

性的要素や肉体的な魅力が前面に出て、娼婦のようなイメージを持つとされています。

 

ロマティックな段階

女性は美的な要素と性的な要素を併せ持った、一つの人格としてイメージを持つとされています。

 

霊的な段階

聖母マリアのような存在であり、性的な要素よりも母的な存在です。至高の愛と清純さを併せ持っているイメージを持つとされています。

 

叡智の段階

ギリシャ神話のアテネのような存在であり、知性や技術、強さというイメージを持つとされています。

 

全ての男性がステップを上がるわけではない

通常、これら4つのステップを辿り女性像を作り上げていきますが、全ての男性が年齢と共にこのようなステップを上がっていくわけではなく、人によって留まっている段階は異なり、それと共に理想の女性像や魅力を感じる女性が異なります。

 

日本人男性は「生物的な段階」に留まっている事が多い傾向にあると言われており、その為に女性をセックスの対象にしか見ておらず、分別をわきまえているはずの成人男性が、未成年をセックスの対象としたり、痴漢や盗撮といった行為に繋がっているとも考えられています。

 

 

女性の中にある男性像

 

女性の持つ男性像にも基本的な4つの段階を得て発展していきますが、男性とは非常に対照的なのが特徴です。

 

力の段階

肉体的な力や強さが強調されており、マッチョでスポーツマン的なイメージを持つとされています。

 

行為の段階

意志が強く勇敢に計画を実行していくという頼もしいイメージを持つとされています。

 

言葉の段階

肉体や行動よりも、理念や思想が前面に出る、知的なイメージを持つとされています。

 

意味の段階

哲学的、宗教的な理念や世界観を持ち、真理へ導いていく大きな存在であるイメージを持つとされています。

 

女性の持つ男性像が強いと理屈っぽくなる

女性の持つ男性像というのは全般的に勇気や精神性、集団性といった面、また残酷、無謀、頑固といった好ましくない面を併せ持っています。なので女性の持つ男性像が強いと、理屈っぽい硬直的な女性になる場合もあります。

 

深層心理に潜んでいる異性は影響力が強い

 

最近では男性が女性のようになったり、女性が男性のようになったりという事がよくありますが、この深層心理に潜んでいる異性が、表に出てきているからなのかもしれません。一昔前のように「男は男らしさ、女性は女性らしさが絶対」というような時代ではないので、それぞれに生きやすくなった時代であるといえます。

 

とはいえ深層心理に潜んでいる異性というのは非常に影響力が強く、自身の性に対するイメージが様々な形で周囲に影響を与えている事も忘れてはいけません。

 


 

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