3つの機能をあわせ持つ視覚系統のトレーニング

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視覚系統は3つの機能をあわせ持つ

 

視覚系統の神経細胞は後頭部に位置し、両目のすぐ後方から伸びる、視神経によって繋がれています。視覚系統は左右の脳それぞれに位置し、左脳側の視覚系統は主に字を読んだりするのに機能し、右脳側の視覚系統は画像や映像を見る時に機能します。

 

マンガを読むときに、セリフだけを読んで内容を理解する人は、左脳の視覚系統が発達した「言語系人間」、絵を見ただけで内容を理解する人は、右脳の視覚系統が発達した「視覚系人間」という風に分類することができ、その比率はおよそ7:3です。

 

視覚系統が発達している職業は、開発に関わる技術者やデザイナー、レーサーや画家などが挙げられ、いずれも画像や映像を見ただけで理解する能力にたけています。

 

また視覚系統では、「何かを見る」「動きをとらえる」「見たものを目利きする」という3つの機能に分けられます。この中の「目利き」は、単純にモノの見分けだけでなく、良し悪しの区別までする事ができますが、正確な目利きが出来るようになるまでは時間がかかります。

 

 

混雑している所を歩いていく

 

混雑しているところを歩いていくだけで、視覚系統をトレーニングする事ができます。たくさんの人で混雑している場所を歩いている時、空いているところを歩く時よりもはるかに、視覚系統はたくさんの刺激を受けています。

 

混んでいる時の脳は、進行方向にある障害物を的確に認識し、避けようとしていきます。その時に視覚系統は、ぶつからないようにしたり空きスペースを探したりと、周りの人達の位置を確認しながら、視線を目まぐるしく動かしているのです。

 

このトレーニングでの注意点として、早く進んでいく事が目的ではなく、いかに空きスペースを見つけていくかという事です。

 

移動中の車内で視覚系統を鍛えていく

 

バスや電車、車などに乗っている時、外の景色を何気に見ていると思いますが、この時に自分で特定の文字や数字、色などを決めて、外の景色の中から探していくと、視覚系統の中の空間を把握する部分が、刺激を受け鍛えられます。

 

また電車やバスの中では車内の広告がありますが、それらを見る事で止まっているものを見る力(静止視力)が鍛えられます。更に広告の文字を追っていけば、言語関係の視覚系統も鍛えられます。

 

更に広告から「なぜこのような広告にしたのか」という視点を持って様々な角度から見ていく事で、「目利き」を鍛えていく事にもつながります。

 

鏡の前で様々な表情を作ってみる

 

小さい子供が鏡の前で、色々な表情を作って遊んでいるのを見た事がありませんか?実はこの行動は視覚系統のトレーニングになっているんです。

 

視覚系統の「見る」という働きには、2つの種類があります。一つは実際に目で見えているものや動きを「見る」という場合、もう一つは現実には見えていないものを、記憶や想像を頼りに頭の中で「見る」という場合です。このトレーニングでは後者の方に効果的で、自分の顔を視覚系統にインプットさせていきます。

 

「愛想がない」や「無表情」と言われる人は、普段から自分の顔をあまり見ておらず、喜怒哀楽を表情で上手く想像できないため、笑いの笑顔も上手く作る事ができません。そうならないためにも、鏡の前で様々な表情を作り、視覚系統にどんどんインプットしていきましょう。その数は多いにこしたことはありません。

 

掃除したり片付けたところの経過を観察する

 

掃除や片付け、選択という動作は、脳にとって様々な良い刺激を与えていくので、率先してやるべきです。

 

しかし視覚系統のトレーニングにおいては、掃除や片付けをした後の、汚れていく過程を見る方がトレーニングになるんです。

 

なぜかというと、自分で一度キレイな状態を作り上げているため、変化に対して敏感になっています。ですのでその後の「ゴミが落ちている」「配置が換わっている」など、ちょっとした小さな変化に「気づき」が出てきます。これが視覚系統の刺激となるんです。

 


 

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