本能的欲求で高まる聴覚系統のトレーニング

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聴覚は本能的欲求によって発達する!

 

聴覚系統の神経細胞は「言語を聞き取る左脳」と、「周囲の音に注意を払う右脳」に分けられており、言語を聞き取る左脳側の聴覚系統が成長を始めるのは、生まれて数ヶ月経ってからとなります。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、母親の話しかける言葉を言葉だとは認識していません。しかしずっと話しかけていくうちに脳に刺激を与える事となり、聴覚系統の枝ぶりが良くなっていき、言語を司る左脳の聴覚系統が発達し始めていきます。

 

聴覚系統は最初からすべての細胞が活発になっているわけではありません。外部からの刺激によって、どんどん発達を始めていく器官です。聴覚系統のように、外部からの刺激によって発達していく器官はありますが、聴覚は「聞きたい」という本能的欲求が強く働く器官です。

 

聴覚系統が発達している主な職業は音楽家です。その他では医者や講師、テレフォンオペレーター、落語家などが挙げられます。

 

 

街中で流れている音楽を意識する

 

街中を歩いていると、必ずといっていいほど音楽が流れています。逆に音楽が流れていない場所を探す方が難しいかもしれません。でも多くの人はこうした音楽を意識して、あまり聴いていないのではないでしょうか。

 

聴覚系統のトレーニングの一つとして、しかしこうした街中で流れる音楽に、少し意識して聴いてみるだけで、聴覚系統のトレーニングとなります。

 

カフェなどで耳を澄ませて音楽を聴いていると、心地よいフレーズが耳に入ったり、気になる歌詞が耳に入ったりしてきます。

 

これは聴覚系統が刺激を受けているという事。この時にメロディーが入ってきている場合は、右脳が刺激を受けており、歌詞が入ってくる場合には、左脳が刺激を受けている事になります。

 

特定の音を追いながら音楽を聴く

 

多くの音の中から、ある特定の音だけに意識を傾けて聴くという動作は、右脳の聴覚系統を大いに強化します。この方法は特にバンドをやっている人や音楽家の方など、音楽に関わる人達がよく行っている方法です。

 

趣味でバンドをやっている人達は、好きなバンドのコピーなどをやりますが、楽譜が読めない人達が自分のパートを覚える時、耳で演奏を何度も聴いて覚えていく事をします。いわゆる「耳コピ」です。

 

この作業が、特定の音を追いながら聴くという事なのですが、このような音の聴き分けは、聴覚系統を大いに鍛える事ができます。

 

楽器をやっていなくても、音楽を聴く時に「この楽器を聴いてみよう」と、意識をするだけで刺激を受けます。

 

話している事を書き出していく

 

仕事での会議内容を聞いて記録したり、や授業での先生の言葉をノートに書いていく事は、左脳の言語を司る聴覚系統を鍛えるトレーニングとなります。

 

これらはいわゆる速記というものですが、速記は左脳の聴覚系統を格段に発達させることができるのです。会議や学校という場ではなくても、テレビやラジオなどを利用して行うこともできます。

 

速記は適当にメモをするというわけではありません。内容の正確さがとても重要となります。しかし全てを記録する必要もなく、「必要な事」「必要のない事」を瞬時に判断し、記録していくのが速記です。でも初めからここまでの事は出来ないので、まずは一言一句漏らさずに書き出せることを目標にやっていきましょう。

 

耳に入ってくる言葉を同じようにしゃべっていく

 

上記では、話している事を聞いて書き出していくという、速記力を鍛えていくものでしたが、今度は耳に入ってきた言葉を同じようにしゃべっていくという訓練です。これも左脳の言語を司る聴覚系統を鍛える事ができます。

 

この訓練方法も、TVやラジオを聴きながら出十分に出来ます。この訓練で大事な事は、アナウンサーがいった言葉を正確に聞き取り、自分の口から同じように発するという事。

 

この作業を何回も繰り返していると、やがて「聞いた内容を正確に覚える」という行為が脳の中で習慣化され、一度聞いただけで人の話が覚えられるというような回路が作られていきます。

 

自然の音に耳を傾ける

 

私たちは普段、人工的に作られた音に囲まれて日常生活を送っています。しかし本来人間は、人工的な音よりも自然の音の方に、より多くの快感を覚えまた癒されます。

 

ですから時折、意識して自然の音を聴きに行くようにしましょう。波の音、木々の触れる音、川の音、動物たちの声などたくさんあります。

 

自然の音は、右脳の聴覚系統を刺激するだけでなく、脳全体に様々な刺激を与え、感性をとても豊かにしていきます。

 


 

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