コミュニケーションで刺激を受ける伝達系統のトレーニング

スポンサーリンク

伝える・伝わるはコミュニケーションから!

 

伝達とは、言葉で伝える、紙に文字を書く、手を使ってジェスチャーするなど、誰かに何かを伝えたい時に用いられる、あらゆる行為の事であり、伝達を担当する脳の神経細胞が伝達系統となります。

 

伝達系統では言葉で伝える言語系と、図形や映像などで伝える非言語系の2種類に大きく分けられ、言語の使用は左脳に依存しているため、言葉を使って伝える際には左脳の伝達系統、非言語の場合には右脳の伝達系統が使われます。
つまり話し上手な人は左脳が発達していると言えます。

 

伝達系統と深い関係にあるのが、理解系統と聴覚系統です。聴覚系統を通して物音や相手の話を聞き、うなずいたりあいづちを打ったりしながら、理解系統で理解を深めていきます。これらの作業によって得られた情報が伝達系統に送られ、伝達をする為の材料となります。

 

伝達系統が発達しやすい職業としては、営業や販売に従事する仕事、司会者、僧侶や牧師が挙げられます。いずれも自分の言いたいことを、正確に理解してもらわなくてはいけない仕事なので、自然と伝達系統が強くなっていきます。

 

次からは伝達系統を鍛えていく為のトレーニング法をご紹介します。

 

 

たくさんの人と触れ合う場に身を置く

 

伝達能力の高い人ほど、話や場の流れを瞬時に把握し、相手が理解できるような伝え方を正しくしていきます。なぜそのような事ができるのかというと、たくさんの人達が集まる中に身を置き、コミュニケーションを取っているからです。

 

相手に何かを伝えるのは苦手、あるいは下手だという人は、合わせて人付き合いが苦手という人が多いです。そして人付き合いを好まない人は、コミュニケーション能力も低い傾向があります。

 

ですから伝達系統を鍛えていくには、まずたくさんの人とコミュニケーションが取れる環境に身を置くことが重要で、その中で様々な状況変化に適応した、コミュニケーションの取り方等を覚えていく事です。

 

学校や会社などは、まさにコミュニケーションをとる場であり、みんなで協力していく場所です。また団体競技のスポーツや劇団、楽団など様々にあります。

 

これらの場の輪の中に入っていく事は、状況の変化に柔軟に対応する力を養う事ができ、おのずと伝達系統を鍛えていく事ができるのです。人付き合いが苦手という人は、まずは少人数からスタートしてみましょう。

 

相手との会話に3秒間の間を置く

 

伝達系統を鍛えていく方法の一つに、相手との会話において3秒間の間を置くという方法があります。

 

会話の中であえて3秒間の間を置く事で、相手の様々な表情や顔色をうかがう事ができ、また自分自身も一旦落ち着くことができます。その間に相手の変化に応じた「伝え方」をしようと考えていくので、非常に伝達系統を刺激するのです。

 

この方法はケンカでの口論の際に特に有効です。しかし3秒以上かけると長すぎてしまい、逆に相手を怒らせてしまいます。

 

選択肢を3つ考えながら話をする

 

口下手な人に対して、「その書類はいつできそうですか?」と聞いたところで、明確な答えは返ってきません。しかし「今日?明日?3日後?」というように、複数の選択肢を用意すると、相手も幾分応えやすくなるものです。

 

このようにあらかじめ選択肢を準備して質問をする事は、相手にとっても良いですし、自分自身の伝達力を向上させることにもつながります。

 

選択肢を準備するという事は、相手に対する分析や伝え方の工夫が不可欠であり、この作業が伝達系統へ強い刺激を送っています。選択肢「3つ」という数も、「明確な数字を出す事で脳は考えをまとめやすくなる」という事と、また「3」という数字自体が、生活の中で非常になじみのある数字だからです。

 

この選択肢を用意するという思考法は、コミュニケーションの幅が広がり、仕事の場面においても大いに役立つものなので、マスターしておくととても便利です。

 

特定のキーワードを探しながら話を聞く

 

誰でも多かれ少なかれ「口癖」というものがあります。話題を変える時などに「ちなみに〜」とか、最近ですと話の最中に「なるほどですね〜」なんて言葉をいう人もいます。伝達系統のトレーニングとして、相手と何かを話す時に、相手の「口癖(キーワード)」というのに意識して会話をするというのがあります。

 

伝達系統は自分から相手に伝える時だけでなく、相手からの情報を得ようとする時にも刺激を受けます。ですから相手と会話をする時に、相手の口癖を探しながら話を聞いていくと、伝達系統に大きな効果を与えます。

 

話の最中に「ちなみに」という言葉が多い場合、そこに注意を払いながら聞いていきます。すると次第に話の補足や、本音に通じる部分が語られている事に気づきます。これだけで伝達系統はビシバシと刺激を受けるのです。

 

また新聞や本などの文章においても同じように、特定のキーワードに意識をしておくと、そのキーワードに自然と目が行くようになります。このようにキーワードを探しながら人や情報に接していくだけで、伝達系統は刺激され伝達力はレベルアップしていきます。

 


 

スポンサーリンク

関連ページ

前頭葉にある思考系機能のトレーニング
前頭葉の部分に位置する思考や意欲、創造力などの機能を司る部分をトレーニングしていく方法をご紹介します。
一生涯成長していく感情系統のトレーニング
思考系統と密接な関係にある感情系統は、しっかりとコントロールしていないと、すぐにあちこちに悪影響を与えていきます。ここでは感情系統をコントロールしてい方法をご紹介します。